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コラム

COLUMN

8.コミュニティの発生が重要なテーマ

最近アメリカの団地でもコミュニティの発生ということが団地づくりのテーマの一つになっています。
そのために、わざと人と人が出会うようにしてあったり、高密度なつくりとか、人が集うようなコモンスペースを造ったりします。

でも高密度なんて日本人の得意分野ですし、ウキウキする部分でもありますよね。
まあ、そこはプライベートな部分としっかり区別すれば、より快適かなと思います。

しかしながら従来の団地では、公園は地形の悪い隅に追いやられ、人の集まらないものになっているケースが多く見られます。
出来るだけ人が集まるポジションに位置し、植栽をし、本当の意味で人が憩えるものにしなければなりませんね。

余談ですが、東京の下町ではクルマも通れないような狭い道がありますよね。
景観的にはきれいとか、オシャレとは決して言えないけど、そこには住む人たちの人情が溢れています。
当然そういう所は泥棒の被害も少ないし、治安もいい訳です。まさしく高密度で否が応でも人と人は出会い挨拶する訳です。

こういうのは、アメリカの人が見たらどう思うでしょう。多分興味を持つと思いますよ。