防長不動産

コラム

COLUMN

4.土地屋としてのジレンマ

私たちは今のところ建物には携わっておらず、土地だけの提供をしています。
いつもきれいな景観が出来上がって、皆様がアメニティに住まわれている状況をイメージして宅地づくりをしています。

公園やグリーンベルトなどの共有スペースは、私たちの方で植栽ができますが、各邸の外構・植栽に関しては、緑化協定等で取り決め、図面を提出してもらい、私どもでチェックすることもやりましたが、規定に反していないかをチェックすることぐらいに終わってしまいます。
「もっとこのようにしたらステキですよ」とは言えないのです。
あとは、住宅会社のアドバイスと施主のセンスにお任せということになってしまいます。

ここで重要なのは、団地の事業主が諦めてしまうと、パブリックスペース以外は他と何も変わらないものになってしまうのです。
やはり事業主として、誠意をもって将来のお客様の笑顔を信じて困難に立ち向かっていきたいと思っています。